リペア(補修)とは

フローリングにつけてしまったアイロンの焦げ跡や、自転車がぶつかりキズつけてしまった玄関ドアなど、リフォームで交換するには費用と時間がかかってしまいます。
そのような時に活用できるのがリペアの技術です。
リペアでは、既存の建材をそのまま生かしたまま、壊れたりキズついてしまった部分だけを再生補修することができます。
フローリング・キッチンカウンター・レンジフード・手摺・アルミサッシ・浴室・玄関ドア・郵便受け・シャッターボックス・水切り・人工大理石・外壁・サイディング・駐車場ブロック、などなど。
多くの部分でリペアの技術を活用することが可能です。


フローリング穴のリペア(補修)

フローリング穴の補修前後写真

お問い合わせの中で最も多いのが、ご家庭内の床フローリングのキズ補修です。

【作業工程】
①キズ周辺の汚れを取り除き、木部の変形箇所を削り取ります。
②床の状態に合った専用の補修充填剤で穴を塞ぎます。
③補修充填剤と床面が平坦になるように平滑作業をします。
④キズ周辺の色味に合った塗料を作り着色し木目を再現します。
⑤艶合わせのためスプレーをします。

このような流れでキズ補修をおこないます。


フローリング凹み多数のリペア(補修)

フローリング凹み多数の補修前後写真

床フローリングのキズも補修箇所数が多くなると作業内容が変わってきます。

【作業工程】
①キズ周辺の汚れを取り除き、木部の変形箇所を削り取ります。
②凹み部分に補修充填剤を流し込み、また面積の大きい場合はパテ打ち処理をします。
③補修箇所と周辺の床面が平坦になるように機械を使って平滑作業をします。
④キズ周辺の色味に合った塗料を調色し、コンプレッサーを使って吹付塗装をします。
⑤艶合わせのための塗膜をはるため再度塗装をします。

補修箇所の面積が大きくなるほど時間もかかり、また作業スペースも必要となります。


アルミ手すり凹みのリペア(補修)

アルミ手すり補修前後写真

手すりや玄関ドアなどのアルミ建材の補修は、木質建材とは違う補修作業となります。

【作業工程】
①凹み部分とその周辺の汚れを取り除きます。
②変形しているアルミ建材の形状修正をします。
③戻しきれない凹み部分に強度の高い専用パテを打ちます。
④補修した建材に使われている塗料と同じ色艶の塗料を作ります。
⑤ボカシを入れながら塗装をします。

上記は作業内容の一例で、補修する建材やキズ状況に応じてその内容は大きく変わります。